単体カード紹介②〜オルゾフの司教〜

Orzhov Pontiff / オルゾフの司教 (１)(白)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
憑依（このクリーチャーが死亡したとき、クリーチャー１体を対象とする。このカードを、それに憑依した状態で追放する。）
オルゾフの司教が戦場に出るか、それが憑依しているクリーチャーが死亡したとき、以下から１つを選ぶ。
・あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
・あなたがコントロールしていないクリーチャーは、ターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
1/1


需要のあるゴミ。
主のマジック初心者時代の思い出の一枚でもあるゴミ。(ゴーストハスクは素晴らしいデッキだった)
あなたは憑依というテキストを持つカードを何枚言えますか？
以下デスタクで使う前提の記述。

長所
・デスタクの貴重な全体除去。ネメシスや横並びのストリクス、トークンを一掃できる。
・実は+1/+1の能力をバイアル経由で使うと全除去回避マンになれる。
・リクルーターから連れてこれる。
・人間なので魂の洞窟から出しやすい。

短所
・所詮-1/-1なので流せる範囲が狭い。
・見た目通り殴りは期待できない。
・1WBが思った以上に負担が重く、出せない。
・サイド後に投入したいカードだが、サイド後はバイアルを割られるので余計に出せない。
・もう一度言う、出せない。

総論
必要だけど弱いよね。
他にまともな全除去の選択肢がholy lightしかなく、holy lightはデスタクミラーで使えないので、今ならオルゾフの司教にせざるをえない。
使えばわかるが、真面目に安定して出したいなら魂の洞窟3枚以上は必須。
しかし魂の洞窟を増やすこと自体が弱いため、このゴミのためにそんなマナ基盤にすることはオススメしない。
ちなみにゴミだけど主は今メインに1枚入れている。
白というカラーの悲しみを全身に背負ったクリーチャーである。

以上